『人生がときめく片づけの魔法』のマンガ版を読みました。
主人公は、物であふれた「汚部屋」に暮らすビジネスウーマン。
大変身近に感じます。
マンガは、ストーリー・キャラクターが立っていて楽しく読めるのに、こんまりさんの片づけメソッドがきれいに詰まっています。
片づけの様子が絵で表現されているので、文章では想像がつきにくい部分も分かりやすいです。
思った以上に良かったです!
というわけで感想文を書きます。
※以下、ストーリーの内容に触れているので、未読の方はご注意ください。
『マンガで読む人生がときめく片づけの魔法』ってこんな話
主人公の千秋は、飲料メーカーにつとめる29歳のビジネスウーマン。
忙しい毎日を送る彼女の部屋は、物であふれて、足の踏み場もないほどです。
一見普通に暮らして仕事もしている千秋ですが、実は物に埋もれて、食事さえおろそかになっていました。
ゴミをマンションのベランダにとりあえず出して、そのまま収集日を忘れてしまうこともしょっちゅうです。
ある日、ベランダのゴミの臭いに、隣人(イケメン男性!)が苦情を入れにきました。
このとき物で一杯の部屋を見られてしまい、隣人は「ありえない…」とドン引き。
「失礼な!」と発奮した千秋は部屋を片付けようとするも、やり方が分からず手が止まってしまいます。
私には無理、人の汚部屋を見て安心して寝よう、とスマホで検索していて、検索候補に出てきたのがこんまりさんでした。
片づけレッスンで、暮らしも人間関係も良い方向へ!
こんまりさんの片づけレッスンを申し込んだ千秋、見守られたりツッコミをもらったりしながら、最初はひたすら物に向き合います。
向き合っているうちに、だんだん片づけの感覚が掴めてきます。
自分が心から好きなことにも気付きます。
最後の思い出品を整理する頃には、過去の恋愛の思い出とも向き合い、「私ってこう思ってた」と気持ちに整理をつけて前を向きます。
片づけをすることで、千秋は「過去への執着」「未来への不安」も整理しました。
その結果、自分の好きなものや大事にしたいものが、クリアに見えてきたんです。
片づけをするうちに、周囲を見渡す余裕が生まれ、仕事もうまく回り始めます。
イケメン隣人との関係も良い方向へ。
2人と一緒に心がキューンとしました。
私たちも大事なものを見つけよう。新しい風を取り込もう
大事なものは、自分の部屋に全部詰まってる。
外に探しに行かなくても、ちゃんと見つかる。
物を整理すると、新しい風が入ってくる。
それは情報かもしれないし、人間関係かもしれない。
私も、片づけをしたら、余裕を持って色々なものが見えるようになった経験があります。
「我が家にも新しい風を取り込みたい」と、マンガを読んで改めて思いました。